フラットケーブル加工、同軸ケーブル加工、ハーネス加工

品質管理

品質管理・品質基準について
 弊社では営業、資材、製造、出荷など業務に関する各種作業を作業マニュアルに従い行っております。また弊社で定めた品質保証体系図に基づき、各業務間の連携もスムーズに行っております。  製造作業ではどの作業者が、いつ作業を行っても毎回高品質品を安定供給出来るように作業マニュアル、作業手順書を充実させております。新規案件の場合はもちろんの事、リピート注文の場合でも作業前に必ず2人以上で図面の確認、過去の作業手順書の確認を行い、間違いなく効率的に作業を進められるようにしております。さらに高品質品を安定供給する為に、社内で非常に高い品質基準を設けております。常にこの基準を作業者全員が認識し、共に情報を共有しあい作業を進めておりますので不良が非常に少ないです。これも長年に渡り品質要求の高いお客様の仕事を多くこなしてきたからこそ弊社に備わった実力となっております。よって新規のお客様で品質要求の高いお客様にも安心してご依頼いただき、大変ご好評を頂いております。本ページではその一部ですが、弊社内での品質管理、品質基準、品質向上への取り組み、ハンダ事例、圧着事例をご紹介させて頂きます。
品質保証体系図
品質保証体系図
作業マニュアル、作業手順書
作業マニュアル、作業手順書
ハンダ付け時の品質基準
 半田付け作業は主に手作業で行いますので、熟練を要する作業です。長年の知識と経験が非常に重要なポイントとなります。半田付けする対象ごとにコテのあてる時間や、半田量の調整が必要です。また半田付けは単に付いていればいいというだけではなく、いかに半田の量が適切であるか、対象物に半田がなじんでいるかが大事です。弊社では以下の12の管理項目を常に意識して、半田付け不良を起こさないよう半田作業を行っております。
管理項目
(1)
ヤニ付け
(2)
イモ付け
(3)
ハンダのつの
(4)
ハンダの流れ過ぎ
(5)
ハンダの不足
(6)
ハンダの盛り過ぎ
(7)
被覆かぶり
(8)
先端の突き出し
(9)
端末不良
(10)
ハンダおよび
フラックスの飛散
(11)
絶縁物の損傷
(12)
ハンダ付け忘れ
ハンダ付け事例
共晶ハンダ、RoHSハンダのどちらでも対応可能です。巻付など様々なハンダ付けにも対応致します。
ハンダ加工
← 良品事例
ヒロセRMへのハンダ付け例です。
#18使用
【良品ポイント】
・ハンダ量が適量である
・ハンダがしっかりとなじんでいる etc

            不良品事例→
   ヒロセRMへのハンダ付け例です。
              #18使用
  【不良ポイント】
   ・ハンダ付部より線が離れている
   ・ハンダ量が少ない
   ・ハンダがなじんでいないetc
ハンダ加工
ハンダ加工
← 良品事例
LEDへのハンダ付け例です。
巻付ハンダも可能です。
#26使用
【良品ポイント】
・ハンダ量が適量である
・ハンダがしっかりとなじんでいるetc

            良品事例→
  ヒロセSRへのハンダ付け例です。
              #28使用
   【良品ポイント】
  ・ハンダ量が適量である
  ・ハンダがしっかりとなじんでいる
                etc
ハンダ品質
ハンダ品質
部分拡大
ハンダ加工
ハンダ品質
部分拡大
← 良品事例
スイッチへのハンダ付け例です。
左側が巻きつけハンダ例です。
右側は通常のハンダ例です。
#20使用
【良品ポイント】
・ハンダ量が適量である
・ハンダがしっかりとなじんでいるetc
端子圧着時の品質基準
 端子圧着は圧式工具による手作業で行います。長年の知識と経験はもちろんの事、いかに圧着の基本が分かっているかが、重要なポイントとなります。単に圧着が出来ていればいいというわけではなく、いかに正確な判断基準のもと作業が行われているかどうかが大事です。弊社では以下の圧着における管理項目を常に意識して圧着作業を行っております。
管理項目
(1)
【圧着痕の位置】
真上と左右のずれがないか
(2)
【電線ムキ寸法】
端子サイズと合っているか
(3)
【芯線の出方】
適正寸法が出ているか(短くても、長くても駄目)
(4)
【端子の変形】
端子が変形していないか
(5)
【芯線のキズ】
キズが入っているないか(断線、導通不良の原因となる)
(6)
【ダイスの位置】
圧着工具のダイス位置と、端子が合っているか
端子圧着事例
端子圧着加工
真上から見たイメージ
(左)良品 (右)不良品
端子圧着加工
真正面から見たイメージ
(左)不良品 (右)良品
端子圧着加工
手前から見たイメージ
(左)良品 (右)不良品
← 良品と不良品事例
端子への圧着例です。

【良品ポイント】
・圧着痕が適正位置にある
・圧着痕が左右にずれてない
・芯線が適正量出ている

【不良品ポイント】
・圧着痕がずれている
・芯線が出ていない
※上記は弊社基準では不良品であっても、良品として出荷している会社様もあります。
今依頼されている協力会社様の品質をご確認下さい。
端子圧着加工
← 良品事例
端子への圧着例です。

【良品ポイント】
・圧着痕が適正位置にある
・芯線が適正量出ている
支給品・部材管理状況
支給品・部材管理状況
支給品・部材管理状況
お客様からご支給いただきました支給品は支給品管理庫内にお客様毎に分けて厳重に管理しております。
支給品・部材管理状況
支給品・部材管理状況
各種メーカーのコネクターは違うものが混ざらないようにケース毎に管理しております。
三菱電機様のハンダ加工、圧着加工、同軸加工認定技術者が社内に在籍しておりますので安心してご依頼下さいませ。

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